結婚・子育てでいったん薬剤師の仕事を辞めてからブランクの長いママ薬剤師なら
「えぇ?薬剤師にコミュニケーション能力を求めるなんておかしくない?」
と少し疑問い感じるかもしれません。
しかし、この数年で薬剤師の役割も大きく変わりました。
以前のように単にお薬を調剤して患者さんに渡すだけの時代は終わったのです。
薬局で処方したお薬の飲み方や注意点などをキチンと患者さんに説明しなければならない時代なのです。
だからこそ薬剤師もコミュニケーション力が求められているのです。
薬剤師にコミュニケーション能力が求められる理由
薬剤師にコミュニケーション能力が求められている理由はなんでしょうか?
それはこちらの動画を観ていただくとわかりやすいと思います。
「今は薬剤師にもコミュニケーション能力が求められている時代なんですよ」
と聞いて
「私は人前に出ると超アガリ症でうまく会話ができません」
と悩む方もいるのですが、そこまで難しい高度なコミュニケーション能力を求められているのではありません。
しいていえば患者さんと気さくに世間話ができる程度で十分なんです。
それではわかりにくいので少し
「患者さんと薬剤師のコミュニケーションのコツ」
も考えてみましょう。
薬剤師のコミュニケーション能力スキル①喋り上より聞き上手が大事
「どうも患者さんとの会話が苦手で・・・」
そんな恥ずかしがり屋のブランクがあるママ薬剤師に仕事復帰を戸惑うかもしれません。
でも、
決して上手く話す必要はない!
ということだけは理解してください。
上手く話そうとするから上手く話せないんです。
患者さんとの会話のコツは「まず患者さん話を聞くこと」からです。
お話を聞くことで患者さんの薬局に対する満足度が上がる
今は薬局といえども厳しい競争に巻き込まれています。
天井なしに増え続ける医療費に政府はどんどん医療点数も減らしてきています。
だからこそ同じ関sじゃさんが訪れても売り上げが減少してしまうのです。
そんな厳しい状況ですから、どの薬局も患者さんにより満足してもらって再びその薬局に訪れてもらえるようにしなければなりあm線。
患者さんにとって便利な自宅の近所のドラッグストアの調剤よりも安心できることを感じてもらわなければなりません。
それにはまず患者さんの話に耳を傾けることが大事です。
じっくり話を聞いてあげることで、くれうrことで患者さんは
「うちの薬局ではあなたのことを大切にしていますよ」
というアピールができるのです。
医師が処方したお薬は、どこの薬局でも同じお薬です。
だからこそ、同じ薬に少しでも付加価値を付けることが薬局の生き残りにをかけた闘いでもあるいのです。
薬剤師のコミュニケーション能力スキル②患者さんに興味をもちましょう
患者さんとの上手な会話のコツはなんといっても
その患者さんに対して興味を持つ
ことだと思います。
たとえ初対面であっても処方せんにはさまざまな個人情報が載っています。
ですから「、そこに会話の糸口はあるはずです。
「雑談なんて無駄では?」
と思われる薬剤師さんもいますが、
「雑談の中だからこそ本音を話してくれる」
ことって意外と多いのです。
薬剤師のコミュニケーション能力スキル③オウム返し(復唱)するだけでも会話は弾む
患者さんの話したことをオウム返しするだけでもかなり会話は弾みます。
ペットのことが出てきたら
「ワンちゃんが好きなんでwスネ」
孫のことが話題に出たら
「お孫さん もう小学校なんですね」
とか・・
いろいろとオウム返しだけでも】会話は弾みます。
「私は患者さんとの会話が苦手」
そう決めつける前に、オウム返しだけでも試みてください。
薬剤師のコミュニケーション能力スキル④相手の話を先に促すあいづちが有効的
会話に相槌(あいづち)は欠かせません。
その中でも、患者さんとのコミュニケーションが苦手という薬剤師ならこんな相槌はいかがでしょうか?
「そうですね」
「たしかに」
「それからそうしたんですか?」
「それは大変でしたね」
こんなあいづちなら、薬剤師のあなたが話し出さなくても相手の方からどんどん話が進んでいきます。
さらにはボディアクションや表情も加えてみましょう。
特に高齢者には少しオーバーアクション気味でもいいくらいです。
笑顔などのひょいう上
身振り手振りのリアクション
少し前傾姿勢気味で話を聞く
しおうするこpとで患者さんからすれば
「この薬剤師さん、熱心い私の話を着てくれている」
と伝わるはずです。
薬剤師のコミュニケーション能力スキル⑤薬歴に会話のヒントを少しだけ加える
薬剤師は毎日たくさんの患者さんと対応しています。
ですのでいちいちひとりひとりのことなんて覚えられるものではありません。
そんな場合には薬歴も活用されてみてはいかがでしょうか?
前回の来店時に今回の処方箋とは無関係の膝の痛みを訴えていた患者さんには
「膝の調子はどうですか?」
とか
繁忙期なので仕事が休めなくて疲れがたまっているという患者さんには
「お仕事のお忙しい時期は落ち着きましたか?余りご彙無理をなさらないように」
とかねぎらいの言葉はいかがでしょうか。
そうすれば
「ここの薬剤師さんはちゃんと私の話を聞いてくれている」
と感激すると思います。
患者さんに雑談は必ずしも必要ではないこともある
いくら薬剤師にコミュニケーションn能力が必要とはいっても、それが雑談する力とは限りません。
雑談はあくまでつなぎの会話であり、それ自体が目的ではありません。
ですから無理に世間話をする必要はないのです。
患者さんが話したがっている時や話したがっている患者さんにだけ世間話をしてあげればいいのです。
世間話の目的は
患者さんの疑問に思っていることを上手く聞き出すこと
だと思います。
話しやすい薬剤師さんということがわかれば患者さんはいろいろな質問をぶつけてきてくれます。
そこに的確なアドバイスを返してあげればいいだけなのです、
例えばこんな感じではいかなでしょうか?
薬局側もコミュニケーション能力のある薬剤師を元手ています
今は「薬剤師」という資格だけで食べていける時代ではありません。
少しでも高収入・好条件の職場で働きたいのなら、
薬剤師としてのコミュニケーション能力スキルのアップ
にも少し気にかけてみてください。、
きっと採用時の面接でもそのあたりが見られているはずです。
▶ 子育て中のママ薬剤師の働き方はパート?派遣?正社員?家事との両立は?
結婚・出産で薬剤師の仕事をいったん辞めた方も少なくはありません。 でも、もう一度薬剤師として働きたいですよね? しかし、不安は薬剤師の仕事のブランクと子育て・家事との両立ではないでしょうか? そんなママ薬剤師に最強の働き方ってどんなものでしょうか?